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Gemini活用教材シリーズ 第1冊

初心者編 Geminiをはじめる

GoogleのAIをゼロから。円建て料金・基本操作・上手な頼み方まで
みんなのデジタル参謀
最終更新: 2026年7月20日

Gemini(ジェミニ)は、Googleが提供するAIアシスタントです。Gmail・Googleドライブ・スプレッドシートを日常で使っている会社にとって、一番なじませやすいAIです。この冊子では登録から仕事での使い方までを案内します。内容はGoogle公式ページで確認できた情報に基づいています(2026年7月時点)。

第1章 Geminiとは・使える場所

GeminiはGoogleのAIアシスタントで、Googleのサービス全体に組み込まれているのが最大の特徴です。

使える場所

場所始め方特徴
Webブラウザgemini.google.com を開く基本の入り口。Googleアカウントがあればすぐ使える
スマホアプリ(iOS/Android)公式ストアで「Google Gemini」を検索音声(Gemini Live)やカメラでの利用
Macアプリ公式サイトからパソコンに常駐させて使う
Gmail・ドキュメント等の中各アプリのGeminiマーク作業中のアプリを離れずにAIを使う
ChromeブラウザGemini in Chrome(対象環境)見ているページの要約、タブをまたいだ質問
Google検索AIモード(日本語対応済み)検索がそのままAIとの対話になる
用語 AIアシスタント
質問への回答だけでなく、文章作成・調査・作業の手伝いまでこなす対話型のAIのこと。
Geminiが合う会社
Gmail・Googleカレンダー・スプレッドシートが日常の会社は、Geminiが一番自然です。今の仕事の画面の中にAIが入ってくるので、新しい道具を覚える負担が最小になります。

第2章 料金プランの選び方(日本円)

2026年7月時点の公式ページ(gemini.google/subscriptions)で確認できた日本円価格です。

プラン月額主な内容
無料0円基本機能ひととおり。ストレージ15GB
Google AI Plus725円使用量が無料版の2倍。上位モデル利用拡大、Deep Research、ストレージ400GB
Google AI Pro2,900円使用量4倍。動画生成、NotebookLM拡大、ストレージ5TB、YouTube Premium Lite付き
Google AI Ultra14,500円から使用量最大20倍。最高性能の推論モード(Deep Think)等。正確な価格は公式ページで要確認

ポイントは、AIの使用量だけでなくGoogleドライブのストレージやYouTube特典がセットになっていることです。

すでにGoogle Oneのストレージ課金をしている場合は、AIプランへの一本化で実質の追加負担が小さくなることがあります。

覚えておく差
AIが一度に扱える情報量(コンテキスト)もプランで違います。無料は32,000トークン、Plusは128,000、Pro以上は100万トークン。長い資料を丸ごと読ませたい人はPro以上が効いてきます。
用語 トークン
AIが文章を数える単位。日本語ではおおまかに1文字=1〜2トークン程度と考えてください。

第3章 基本操作 できることを一通り

質問・相談

入力欄に日本語で話しかけます。テキストのほか、音声・画像・カメラでも入力できます。

ファイルの添付

資料を添付して「要約して」「表にして」と頼めます。PDF・画像・Office系ファイルに対応しています。

画像の生成・編集

「こういうイラストを作って」で画像を生成できます。無料プランでも使えます(上位プランはより高性能な画像モデルを使用)。

Gemini Live 音声でのリアルタイム会話

用語 Gemini Live
話しかけると音声で答える会話モード。移動中のアイデア出しや、プレゼンの練習相手に使えます。

Deep Research 深い調べもの

テーマを与えると、AIが自分で検索を繰り返して調査レポートを作ります。

Geminiの特徴として、調査のソースにGmailやGoogleドライブの自社資料、アップロードしたファイルを加えられます。

Canvas 作りながら直す画面

文書・スライド・簡単なアプリやコードを、チャットの横の編集画面で作り込めます。

メモリ(パーソナライズ)

過去のチャットを踏まえて答えをあなた向けに調整する機能があります。個人アカウントのみで、設定でオン/オフできます。

第4章 モデルの選び方

先に知っておくこと
Geminiのモデル名は更新がとても速いです(2026年7月時点の主力はGemini 3.1 Pro/3.5 Flash)。名前より「速いモデルと賢いモデルを切り替える」という考え方を覚えてください。
種類特徴使いどころ
Flash系(高速)すぐ答える。日常用要約、ブレスト、ふだんの質問
Pro系(高性能)じっくり考える複雑な分析、込み入った文章、コーディング
思考モード(標準/拡張)考える深さを切り替え難しい問題は拡張思考に

入力欄のモデル名をタップすると切り替えられます。迷ったらそのまま(標準設定)で問題ありません。

第5章 上手な頼み方 Google公式ガイドより

Googleの公式プロンプトガイドのコツは、突き詰めると次の2つです。

  1. 自然な言葉で、人に話すように書く(かしこまったAI用語は不要)
  2. できるだけ多くの文脈(背景・目的・相手)を与える

その上で、仕事で使う時の型は他のAIと共通です。

Googleならではの資産
Google公式は職種別のプロンプト集(経営幹部向け・営業向け・マーケ向け等)を無料公開しています。巻末の出典からたどれます。自分の職種のページを1度読むだけで、頼み方の引き出しが一気に増えます。

第6章 データの扱いの第一歩

Geminiを仕事で使う前に、データの扱いの仕組みを知っておきましょう(公式のプライバシーハブに明記されています)。

個人アカウントの場合

会社のGoogle Workspaceアカウントの場合

最初のルール
個人のGmailアカウントで会社の機密を扱わない。これだけ先に社内で徹底してください。詳しい設計は上級者編で扱います。

第7章 よくあるつまずきFAQ

Q1 ChatGPTやClaudeと何が違う?

AIとしての基本能力の方向は共通です。違いは「どこに住んでいるか」。GeminiはGoogleのサービスの中に住んでいるので、Gmail・ドライブ・スプレッドシート中心の会社なら移動コストが最小です。

Q2 無料版でどこまでできる?

日常の質問・文章作成・画像生成・Deep Researchまで一通り試せます。長い資料の読み込みや使用量で物足りなくなったら有料を検討してください。

Q3 答えの根拠が知りたい

Deep Researchはレポートに情報源が付きます。通常の回答も「情報源を示して」と頼むか、Google検索のAIモードを使うと出典をたどりやすくなります。数字・固有名詞は必ず元を確認してください。

Q4 GmailやドライブをAIに見られるのが不安

Workspace連携は自分の権限の範囲でだけ動き、接続も自分で許可制です。会社のWorkspaceなら学習利用もされません(第6章)。不安なうちは連携を切った状態で使い始めても大丈夫です。

第8章 まずは使ってみよう

Googleのサービスと一緒に使うのがGemini上達の近道です。

課題 いつもの仕事の文章をGeminiと仕上げる
  1. gemini.google.com を開き、今週送る予定の文章の下書き(または要件)を伝えます。
  2. 第5章の型(役割・目的・条件・見本)で頼みます。
  3. 「もっと短く」「別案を3つ」と2回以上注文を付けて仕上げます。
ゴール: 対話で文章を磨く感覚をつかむ
課題 Deep Researchで下調べを任せる
  1. 自分の商圏・業界に関するテーマを1つ決めます(例: 「奈良県の観光客動向」)。
  2. Deep Researchに調査を頼み、レポートができるまで別の仕事をします。
  3. レポートの情報源を2〜3箇所実際に開いて、確からしさを自分の目で確かめます。
ゴール: 半日がかりの下調べを任せて、裏取りの習慣もセットで身につける

出典(Google公式ページ)

本書の内容は2026年7月時点の公式ページに基づきます。価格・機能・モデル名は更新されることがあります。

社内で配れるPDF版もご用意しています。 シリーズごとに1冊にまとめた合本版です。ダウンロードはこちら

この教材の内容を、自社で実践したい方へ

みんなのデジタル参謀は、奈良を拠点に中小企業のAI活用・DXを支援しています。

23年間リユース事業を経営してきた現役経営者が、御社の業務に合わせたAI活用の道筋を一緒に作ります。教材の内容をベースにした社内研修やセミナーのご相談も受け付けています。

相談してみる(無料)
本教材の内容は各社公式ページで確認できた情報のみで構成しています(最終更新: 2026年7月20日)。価格・機能は変更されることがあります。